今日のコラムは皆さん興味があるであろうダイエットについてです。
体感として8割近くの方が体重管理に悩みを持っているようです。
常にダイエットのことを考え、罪の意識を持ちながら食事をしている人も多く、それではせっかくの食事が楽しくないですよね。
ダイエットについて間違った意識を持っている方が非常に多いので、ダイエットと体重について基本的な考え方について書いてみます。
ダイエットでは体重を意識しすぎるのはNG
ダイエットで一番大切なことは何でしょう?
「それは体重が軽くなることに決まっている」そう思う方も少なくないと思いますが、答えは違います。
答えは「体脂肪を減らすこと」です。 同じような意味でしょ?と思うかもしれませんが実際には大きな違いがあります。
例えば、現在80キロの男性に「10日で10キロ体重を落としてください」と言われたらどうでしょうか。
普通に考えると、ほぼ無理な感じがします。
ですが、不可能ではありません。 10日で10キロ落とす方法として「水抜き」があります。
人間の体の大半は水分です。 そのため水分を抜けば体重自体は簡単に落とせてしまうのです。
具体的には、塩分の摂取をほとんど絶って、大量の水分の飲みます。 同時にサウナなどで大量の汗をかきます。
そうすると、脱水症状のような状態にはなりますが、体重は一気に激減します。
柔道家など、体重別のスポーツ選手が二日で体重を5キロ落とす方法がこの水抜きです。
では、二日で5キロ落とした柔道家は、「痩せた」のでしょうか?
全く痩せていません。 水分が減って体重が減っただけです。
このようなことは一般のダイエットとは関係ないかと思うかもしれませんが、同じように体重に一喜一憂している方が多いのが現状です。
「食べ過ぎたから体重が増えた」 これは胃腸内の食べ物で体重が増えているだけで、脂肪が増えたかどうかは別問題です。
翌朝の体重だけを考えるなら、塩辛いものをつまみにお酒を沢山飲んだ方が、「体重は増えます」 いわゆるむくんだ状態になるからです。
高カロリーなものを食べて、翌日の体重が1キロ増えた場合と、塩辛い(低カロリー)ものを食べて翌日の体重が1キロ増えた場合、太ったのは前者です。
このように、毎日の体重を気にしすぎることは意味のないことです。
体重より気にすべきこと
「ダイエットなのに体重を気にしないなら、何を気にしたらいいの?」そう考えるでしょう。
いつもダイエットに失敗している方であれば、体重の記録は週に一回で十分です。
その代わり、毎日自分の体を観察したり、お腹をつまんで脂肪の量をチェックしましょう。
特に現在、食事だけでなく筋トレなどを同時に行ってダイエットを行っているのであれば、さらに体重を気にする必要はありません。
極論を言えば、体重が増えたとしても痩せることが可能だからです。
体脂肪が減って、筋肉が増えれば、立派にダイエット成功です。
それらをチェックするのに適しているのが、脂肪の量をチェックすることです。
お腹をつまんで脂肪をチェック
高精度の体脂肪計などがある方は、それで計測しても良いですが、家庭用の体脂肪計はそれほど正確ではありません。
特に筋肉量が多い人ほど不正確になります。
そんな方にお勧めなのが、お腹の脂肪をつまんでチェックする方法です。
毎日、おへその横のお肉をつまみ、その厚みをチェックするのです。
出来れば、定規などでその厚みを測って記録すれば完璧です。
測ってみるとわかりますが、減量が上手に行っているときは、驚くほどわかりやすくつまんだ脂肪が薄くなっていきます。
そして、脂肪が薄くなってさえいれば、体重なんて意味がないのです。
メディカルダイエットについて
最後に、メディカルダイエットについても簡単に触れておきます。
ダイエットに失敗する人の大半が「続かない」「我慢できない」だと思います。
食事を減らし、運動すれば痩せることは誰でも分かっています。 ただしそれには最低限の我慢が必要なのも事実です。
そして我慢できるかどうかの意志の強さは個人差が非常に大きいです。
そのため、何度チャレンジしても失敗してしまう人がいるのです。
そんな方にとって、おすすめなのが食欲自体を抑えてしまうメディカルダイエットです。
もちろん、薬を使うため、最終手段だということは理解してほしいのですが、薬を使って痩せることより、痩せられないことの方がデメリットと考えることも出来ます。
そんな方には、一度メディカルダイエットで痩せることの成功体験をしてもらいたいです。
そして、痩せることによるさまざまなメリットを実感してもらうことにより、その後薬に頼らなくても、体重を維持できるようになるのではないかと思います。
メディカルダイエットの中でも、脂肪吸引などではなく、食欲自体を減少させるGLP-1ダイエットなどがおすすめです。
食欲自体が減るので、ダイエット一番の敵「我慢」の必要がない画期的なダイエットです。
その他、たべた糖質を尿から出す薬や、脂肪を便から出す薬なども併用することもよいでしょう。
望まない肥満は今後いなくなる可能性
肥満は世界的に大きな問題になっています。 死亡率は大きく上がりますし、病気になる可能性も上がり医療費も増加します。
すべての国民が健康体系になれば、現在問題になっている健康保険も健全化されるでしょう。
そのために、肥満薬の研究も進んでいます。
心臓病の治療のための薬の副作用がED治療薬として世界に広まったように、糖尿病治療薬が肥満症治療薬として普及し始めています。
今後はさらに、肥満にダイレクトで効果がある薬が開発されることは間違いありません。
そうなると、少なくとも「望まない肥満」の方はいなくなるかもしれません。
100年後の未来の人は、過去の映像などを見て「ああこのころは、太った人が普通にいたんだね」とびっくりするかもしれませんね。
明らかに太りすぎの人は、それ自体が「病気」と考えるべきです。
今後は健康保険で、ダイエットできることを期待します。
「太っているのはだらしない」「太っているのは自己責任」
これらの考えが、特に日本では肥満に保険を使わせない方向で議論が進んできました。
ただし、昨今では肥満の大きな要因が「遺伝」にあることが分かっています。
考え方によっては、「遺伝病」ともいえるわけです。
そうなると、ダイエットに対する意識も変わってきます。
もしあなたが今、太っているなら一刻も早くダイエットを行い、健康を手に入れましょう。
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